スプーンってどうやって教えるの?
子供の食事についての悩み。
・手づかみ食べが多い。
・スプーンやフォークを使わせて、慣れさせるようにした方が良いと言うけれど。
・スプーンってどうやって教えるの?
子供のスプーンについて悩むパパがいらっしゃいました。お子さんは一歳半過ぎくらいです。
母子手帳の2歳の頃の記録欄に「スプーンを使って自分で食べますか?」というチェック項目があるため、この頃から子供の発達が気になる一歳半検診も経て保護者がスプーンの練習を意識し始めることが多いのかもしれません。かと思えば、たまに0歳児でスプーンを使いこなしつつある子供もいたりして驚きますが。
子供の成長はそれぞれのペースがある、発達の目安通りに進まない、個人差、発達障害の心配、他の子との比較…。いろいろな情報や意見を見聞きしてドキッとしたり、もやもやしたりするのが育児。
うちの息子はスプーンを自分で使えるようになるまで丸一年くらいかかりました。
実際に私が試したスプーンの教え方は次の7ステップです。
①親が食べている所を見せる
②親が使うスプーンとは別に本人用のスプーンやフォークを用意してあげる
③見よう見まねで、スプーンですくう動作や口に運ぶ動作をするようになるまで待つ
④食べ物を手づかみさせてみる
⑤手づかみで、自分で食べてもらう
⑥スプーンの食べやすい持ち方を教える
⑦食べ物をすくって口に運び、食べるまでの一連の流れを教える
【親が食べている所を見せる】
まずは親が手本となって、食べ方を見せるようにします。それまで私の食事は子供が寝ている間に済ませたりしていましたが、子供が起きている時間帯に食事し、箸やスプーン・フォークなどのカトラリーを使って食べている所を見てもらいました。
【親が使うスプーンとは別に本人用のスプーンやフォークを用意してあげる】
その内に自然と、スプーンに興味を示し始めました。子供が離乳食を食べさせてもらいながら、親が持っているスプーンに手を伸ばしたり興味を示すようになったら、スプーンを持たせてみます。
【見よう見まねで、スプーンですくう動作や口に運ぶ動作をするようになるまで待つ】
食事の際は毎回欠かさず食卓に本人用のスプーンやフォークをとりあえず並べ、好きなだけ握ったり触ったり、スプーンを研究してもらいました。
そのまま根気強く見守ります。離乳食の開始当初は散らかされたくなくて、食べ物自体は子供の手が届かない所に置くようにしていました。うつわなどを必ず私が片手に持って食べさせていましたが、この頃からは吸盤でテーブルにくっつくタイプのお皿に盛り付け、子供の前にお皿とスプーン・フォークを並べています。食べ物を近づけると反射的に口を開けて食べる子供だったので、スプーンに集中してくれると食べさせるのも楽チンで助かった記憶があります。
【食べ物を手づかみさせてみる】
次に手づかみ食べをさせました。ちょうど、どろどろのペースト状から形のあるもの、歯茎ですりつぶせるくらい柔らかく煮た角切りの根菜、おやきやハンバーグなど口の中でほどけるおかずなら食べさせて良くなる月齢の頃でした。
子供はモノを、自らの手指で触ったり口に入れたりすることで認識し、確認し、研究すると言われているので、スプーンの研究が進んだら今度は食べ物を研究してもらいます。親がお皿に乗った食べ物を摘まんで、手で食べる所を見せたのち、子供にも同じように摘まんで手ずから食べさせてみます。
【手づかみで、自分で食べてもらう】
子供が自分で食べ物を掴み、口に運び、食べられるようになるまで見守ります。手づかみ食べが出来るようになってからは子供のやりたいようにさせてあげました。栄養のバランスや調理をする私の手間ひまの都合で、手づかみ食べの時期に手づかみ食べ向きのおかずを出す頻度が少なかったので、口の周りも手もベチャベチャに汚しながら食べていました。
【スプーンの食べやすい持ち方を教える】
さて、いよいよ子供にスプーンの使い方を教えます。
食べ物やスプーン・フォークを口に運ぶのがじょうずになったら、食卓にフォークを並べるのをやめました。
スプーンから教えた方が良いそうです。スプーンで掬って口に運ぶ動作は子供にとって非常に難しく、フォークは手指の発達と共にある程度、食べ物を刺したり麺類を引っかけたりして食べられるようになります。子供が簡単なフォークを先に覚えると、難しいスプーンをわざわざ使う必要がなくなってしまうということで、スプーンの練習が大変になったりするらしいのです。
スプーンの使い始めは、手の全体を使ってスプーンを上からわしづかみにする上手持ちからです。グーにした子供の手にスプーンを握らせます。
【食べ物をすくって口に運び、食べるまでの一連の流れを教える】
子供にスプーンを持たせ、スプーンを持った手に親も手を添えて補助しながら、子供自身で食べ物をスプーンで掬って口元に運び、口に入れ、食べてもらいます。
補助する時は、親が子供の後方から二人羽織りをするような形で行うとやりやすかったです。
この後は、練習あるのみでした。子供がひとりで食べ切るには時間がかかり過ぎるので、適宜、親が食べさせながら食事の時間を乗り切ります。うちの息子の場合、離乳食を始めた生後6ヶ月から食事のマナーとスプーンの使い方を教えることを視野に入れていて、じっくり取り組みました。
スプーンの使い方が安定し、ほぼ子供ひとりでじょうずに食べられるようになったのは一歳半頃のことです。
そして教える私が悩みたくないし苦しみたくなかったので、一貫性のある接し方を徹底していました。
★子供にスプーンを教えるコツ★
①絶対怒らない
食べることが嫌いになってほしくないので何があっても怒りません。
子供を怒るより親に出来ることをします。掃除がラクになる方法を考えて、散らかしや汚された場合に備えて対策していました。
②お行儀の悪い行為は注意する
スプーンを投げたら「拾おうね」、食べ物を落としたら「食べられなくなっちゃうよ」など落ち着いた声で淡々と説明しました。
③ハイテンションで褒める
出来たら大げさに褒めます。
子供は、親のリアクションが面白かった行為を繰り返す生き物だそうです。
出来た時や良いことをした時に、親が笑顔になってくれたり喜んでくれたり、たくさん褒めてくれたりすると子供なりに学習するようです。ママが怒った時のヒートアップした顔が面白かったら逆に、ママの面白い顔見たさで怒られることをするということなのでしょう。子供の悪事を増長させる可能性があります。
子育て中はヒステリックにならないように今もずっと気をつけています。
◎お肉おじさんが愛用した離乳食グッズ◎
スプーンの練習に適していると噂を聞き、子供用にはエジソンママのフォーク&スプーンを使っていました。
初めてでもじょうずに食べられる工夫がいっぱい。子供がスプーンを上手持ちで握った時に掬いやすい角度になる設計のスプーンで、取っ手が手にフィットします。子供自身もスプーンがストレスフリーだったように見えました。
親が使うスプーン。食べさせやすい。
吸盤つきのプレートとボウル、スプーンとフォーク、スタイとランチョンマットのセット。電子レンジOK。食洗機OK。シリコン素材。
スプーンとフォークはあまり実用的な作りではなかったです。とりあえず食事中の子供に持たせるのにちょうどよく、今はままごと道具になっています。子供がスプーンで掬おうとする動作をし始めたらエジソンママのスプーンとフォークに切り替えました。吸盤つきボウルは子供用のどんぶりとして2歳の現在も使っています。吸盤つき食器、便利すぎました。
鉄分が不足するのはなぜ?妊娠中のママの体に起こったこと
なぜ妊娠すると葉酸を摂るとよいと言われ、妊婦は貧血になりやすいので鉄分を摂るようにと言われているのでしょうか?
なぜかというと、母親のお腹の中で赤ちゃんが成長するために、葉酸と鉄が必要不可欠だからです。
赤ちゃん(胎児)を形成する成分は葉酸、脳を発達させる成分は鉄。
つまり言い方を変えると、ママが葉酸を摂ることが胎児の奇形などのリスクを防ぎ、ママが鉄分を摂ることが胎児の発達の遅れを防ぐことになると考えられます。
鉄分は赤ちゃんの脳や中枢神経が発達する上でとても重要です。
ママのお腹の中で赤ちゃんは自身の成長に必要な鉄分をママからもらいます。
無事に出産してからは、産まれた赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲んで必要な栄養を摂るのですが、特におっぱいの場合は母乳に含まれる鉄分は少ないと言われています。
そこで赤ちゃんは、自分の誕生から離乳食が始まるまでの約半年くらいの間に必要となる鉄分を、あらかじめ余分にママからもらって自分の体の中に貯めておきます。
そうしてママから鉄分をもらって成長した赤ちゃんは、更にママからもらった鉄分の貯蓄を持って生まれて来る仕組みになっているのだそうです。
妊娠中のママはわが子へ胎児の成長に必要な鉄分と、赤ちゃんが産まれた後で必要な鉄分をあげなくてはなりません。
これぞ妊婦の貧血のメカニズム。今、ママの体に必要なママのぶんの鉄分・今、胎児の成長に必要な赤ちゃんのぶんの鉄分・産後のわが子に必要な鉄分。これだけ使い道が多くては鉄分が足りなくなるわけだと思いました。
子供の発育のために鉄分を重視している私ですが、もっと言うと妊娠中から意識し始めました。
きっかけは妊婦検診の時の貧血検査で引っ掛かり続けたこと。
それまでの人生で貧血検査に引っ掛かったことが無く、赤血球数やヘモグロビンの数値的にはむしろ血の気が多い方だったにも関わらず検査結果で貧血と言われてなんだか物凄くショックを受けました。
つわりが激し過ぎたあまり過酷な妊婦生活だった私は、まともに食べられず臨月まで吐きづわりと体調不良。栄養状態と精神状態がずっと悪かったせいもあって、それこそ妊娠初期には数えきれないくらい堕胎を考えましたし、妊娠中期以降は「わが子に殺される!」と思いながらとにかくイライラして過ごしました。妊娠中の苦しみから産後にわが子を虐待する自信しかありませんでした。
それでも、妊娠する前から葉酸と鉄分の重要性を知識としては知っていて、いざ妊娠したら鉄瓶で沸かした白湯を飲むなんて暮らしは出来なかったので、セオリー通り葉酸と鉄分のサプリをしっかり飲んでいた自分がまさか、貧血になるとは思ってもみなかったのです。
わが子の発育を心配して、ではなく。
万が一に母親の貧血が原因で障がい児を産もうものなら、ただでさえつわりの恨みつらみからお腹の中の赤ちゃんに殺意を感じているのに、育てていけないし正直やっていられないという気持ちになりました。
妊娠中の女性が1日に必要な鉄分は16.0mgだと言われています。
妊婦の貧血のメカニズムに気づき鉄分の補給方法を変えました。
あくまでも私の場合ですが、サプリメントの用量と用法を守るのをやめました。毎日、一応1日に必要な16mg程度に収まるように鉄分の摂取量を計算したりはしたのですが、もれなく付いてくる葉酸は今思えば摂り過ぎでした。ところが再検査の結果はまたしても貧血気味。鉄材を処方するほどではないと。しかし改善されているもののまだ十分ではないと。
この辺からもう私は意地になってしまい、葉酸と鉄とカルシウムが摂れて1日2粒を目安に飲む商品は朝と夜に2粒ずつ。加えて、かじったり舐めたりするタブレットタイプの鉄分のサプリを、おやつ感覚で多い日は1日10粒くらい食べていました。鉄分のサプリを過剰に摂取しながら気合いで鉄瓶も使い始めました。鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を淹れたりカルピスを作って飲みました。
妊婦検診での最後の貧血検査はクリア。貧血を改善出来ましたが、鉄分の摂りづらさを痛感しました。
なお余談になりますが出産時私は出血多量、出産直後フラフラになり入院中は鉄材を処方されて飲みました。出産前に鉄分を補給しまくって自分自身を強化していなければうっかり死んでいたかもしれません。
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お肉おじさんの子育てについて
はじめまして、お肉おじさんです。
寅年生まれの自由気ままな二歳児を育てています。
子育てでもっとも重視しているのは鉄分です。
こどもの鉄分不足。
おとなも鉄分不足。
日本人は鉄分不足。
以前から鉄分のサプリの広告を目にすることがありました。
近頃は子育て界隈で『鉄分』というワードを聞く機会が増えています。
子供の問題行動は貧血が原因で、やる気がなく勉強がおろそかで朝も起きれなかった子供が、フェリチン鉄の粉を混ぜたおにぎりを食べさせたら自分から起きて朝食の支度をするようになった、なんてオチの広告には失笑ものですが、鉄分については私も育児をする中でかなり意識しています。
なぜなら鉄分は脳や中枢神経の発達に重要だと言われているからです。
出来るのならと私も例に漏れず、わが子には賢く育ってほしいと願う一人の親です。
我が家では毎朝、鉄瓶でお湯を沸かして湯冷ましを作ります。
息子の水分補給はこの鉄分湯冷ましを飲みます。お水が中心です。
お米を炊く時にも鉄分湯冷ましを使い主食のご飯を鉄分配合に、汁物や煮込み料理の際も一度鉄瓶で沸かした水分を使って作ります。
使用している鉄瓶は容量800mlの南部鉄器を1万円程度で買いました。
手間ひまが掛かりますし勇気を出さないと買えない高額な買い物でしたが、消耗品のサプリより絶対にコスパはよいです。
鉄瓶を私が購入したのは妊娠前のことでもう何年も使っていたので、すでに元を取ってしまったと思いますが今後も飽きずに使い続けたいものです。
さて、今朝は息子に「おいしかった、ありがと」と言われて泣いてしまいました。
どういたしまして。嬉しさのあまり息子をハグして感涙する私に彼は、よしよしと頭を撫でてくれました。息子が2歳2ヶ月の朝食後の出来事です。
そしてごちそうさまと手をあわせたかと思えば、自分が使ったお皿とスプーンやフォークを、お片付けしてくれる息子。一生懸命リビングから台所へ食器を運ぶその姿に今日も「ありがとう、助かるよ」と感謝の気持ちを伝えました。
ある時は台所でうっかり手をぶつけ痛いと叫んだところ、遊んでいたリビングから走って来て「ママ、だいじょうぶ?」と私を心配してくれる息子。
またある時は、その日は何かと癇癪が多く私もイライラして怒ったりしたのですが、イヤイヤ期で泣きっぱなしな一日だった息子は寝る前にひと言「一日中泣いて、ごめんなさい」と反省していました。
いいよ、泣くことは何にも悪くないよ。そういう日もあるよとフォローを入れる私。
いつもママに優しくしてくれてありがとう。
人見知りを全くせず愛想がよく、乳児期から誰に対してもニコニコだった息子。
一歳を過ぎた頃から家族以外の方へ会釈をすることを教え、挨拶の時は言葉が発達するまでの期間はペコリとおじぎをしていました。
今は「こんにちは」が言えるようになり言葉で挨拶したり、こんにちはの言葉とセットでおじぎをしたり、自分の名前が言えるので自己紹介も可能ですが、まだまだ日本語が不自由でコミュニケーションの練習中です。
子供がしっかりと挨拶を出来ることはメリットが多く、本人はしょっちゅう周囲の方々から褒めてもらっています。
空腹でさえなければだいたい聞き分けも良いタイプなのですが、先輩ママから「うちは二歳児の時こうじゃなかった」・「この子は本当に二歳?」と困惑されることも。
鉄分でしょうか?それとも個性でしょうか。
個性なら可能な限り、今の息子が発揮するポテンシャルを親が潰してしまわないように、いつまでも息子が優しさを忘れないように、優しい男に育てたい気持ちです。
母親である私自身はといえばもともと子供好きでもなければ、非常におとなげ無く子供に優しくなれない性格。いくら息子が育てやすい良い子だと他人から評価されたところで、ほぼワンオペ育児の日々は大変ですし、いつ息子が急変しないか手のひらを返されないかとドキドキしているのです。
そんな私だからこそ、自分がラクをするために育児に関する情報をかき集め、知恵をしぼって子育てに取り組んでいます。
どうしたらそんなに良い子に育つのか。
と、よく聞かれるので私が産後からすぐに実践したこと・妊娠中から始めたことや息子のリアルタイムな様子について書いていこうと思います。
けっして鉄分がすべてではありませんので、子供の知育、子供との向き合い方、しつけのことなどどうぞお付き合い下さい。
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